パームデール（カリフォルニア州） – 2022年12月2日 – 本日、ノースロップ・グラマン社 (NYSE: NOC) と米空軍はB-21レイダーを世界に公開しました。米空軍の最も困難なミッションを遂行すべく設計されたB-21は、目に見える柔軟な抑止力として米国の核戦略の3本柱の一つを担うことになります。
ノースロップ ・グラマン社のCEO兼社長であるキャシー・ウォーデンは次のように述べました。「ノースロップ・グラマンのチームは未来を見据え、科学を発展させるテクノロジーを開発・実用化し、その成果を今日目の前に示しました。B-21はテクノロジーの新たな時代を切り拓き、抑止によって平和をもたらす米国の役割を強化するのです。」
B-21は将来の米国の航空戦力のバックボーンとして、データとセンサー・兵器を高度に統合することにより、新しい時代の能力と柔軟性を発揮する強力なシステムのファミリーを牽引していきます。第6世代航空機の能力としてステルス性能、高度な情報能力、オープン・アーキテクチャも備えています。
ロイド・オースティン米国防長官は次のように述べました。「B-21レイダーは米国が創造力とイノベーションにおいて長きにわたり優位を維持していることを示す証です。B-21は、現在と将来にわたり侵略を抑止する米国の能力を強化するための先端能力を構築するとの国防総省の長期間のコミットメントを具現化したものです。米国の抑止の強化と維持が、我が国の国家安全保障戦略の中核にあります。B-21プログラムは議会での強力な超党派による支持のもとで推進されました。この支持のおかげで、我々はまもなくB-21の初飛行、試験を行い、生産へと移行することになります。」
B-21は戦闘空間において複数のシステムとそしてオールドメインでのネットワーク連接を行う能力を備えています。B-21はライフサイクルを通してデジタル・エコシステムにサポートされており、新たな能力を提供する迅速なテクノロジー・アップグレードにより、素早く進化することができます。それによって、将来出現するであろう様々な脅威に先んじることができます。
ノースロップ・グラマンのバイス・プレジデント兼ノースロップ・グラマン・エアロノティクス・システムズのプレジデントであるトム・ジョーンズは次のように述べています。「B-21によって、米空軍は世界のいかなる場所であっても、脅威を抑止し、撃破できるようになります。B-21プログラムはデジタル・トランスフォーメーションとデジタル・エンジニアリング分野においてノースロップ・グラマンが先頭に立ってきたことを示すもので、これによりカスタマーへより多くの価値を提供しています。」
B-21レイダーは、ジェームズ“ジミー”ドーリットル中佐が率いた80名の搭乗員と16機のB-25ミッチェル中型爆撃機によって行われ、第2次世界大戦の戦況を変えるきっかけとなった「ドーリットル空襲（Doolittle Raid）」にちなんで名付けられました。「B-21」との名称は、この飛行機が21世紀に登場した初の爆撃機であることから付けられています。
ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の９万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。
