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ノースロップ・グラマン、最初のGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)を生産へ

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TAGS: GPI, Space
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チャンドラー(アリゾナ州) – 2024年9月25日 – 米ミサイル防衛庁(MDA)はGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)プログラムをノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)と協同して実施していきます。このプログラムは極超音速ミサイル脅威に対する初の防衛手段を提供するものです。MDAとの緊密なパートナーシップを通しての3年にわたる開発努力によって、現在のものだけでなく、これから出現してくる極超音速脅威も撃破することができる専用の革新的なデザインが開発されました。

次の開発フェーズにおいてノースロップ・グラマンは以下のことを行なっていきます:

  • GPIの初期デザインを引き続き進化させていきます。GPIは、弾道ミサイル防衛イージス駆逐艦とイージスアショアに搭載される標準化された垂直発射システム(VLS)からから発射されます。
  • 初期デザインレビューの実施前に、極超音速脅威環境においてシステムのパフォーマンスを実証します。
  • ノースロップ・グラマンが有する実証された様々なシステムを用いることによって予定スケジュールよりも早く、フライト実験を完了させます。
  • GPIプログラム全体を繋ぐデジタルエンジニアリングの手法を用いて、より迅速かつ効率的にデザインプロセスを加速し、迎撃ミサイルの能力を開発します。
Northrop Grumman to Produce First Hypersonic Glide Phase Interceptor - Japan
ノースロップ・グラマンはGPIプログラムを進めていきます。このプログラムは極超音速ミサイル脅威に対する初の防衛手段を提供します(イラスト提供:ノースロップ・グラマン)

専門家のコメント:

ノースロップ・グラマンのローンチ・ミサイル防衛システム部門担当のバイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーであるウェンディ・ウイリアムズは次のように述べています。「GPIは、距離が優位性をもたらす状況において、ミッション遂行に非常に重要な距離による安全を戦闘部隊に提供します。多種多様なミッションの要求に対応できるノースロップ・グラマンの革命的なこのソリューションは、進化する脅威の状況下において機能するように設計されています。

詳細:

ノースロップ・グラマンのデザインには脅威を追跡して正確に直撃するためのシーカー、脅威を封じ込めるために使用される再点火可能な上段ステージのエンジン、そして幅広い高度を飛行する脅威と交戦することのできるディアル・エンゲージメント・モードなどの先進的なテクノロジーが用いられます。

ノースロップ・グラマンはMDAに迎撃ミサイルを提供する、日本の防衛省とのGPI協力開発プログラムにおける役割を担うにあたって、米国政府と緊密に協力していきます。

ノースロップ・グラマン社について 

ノースロップ・グラマンは、航空宇宙と防衛技術分野におけるグローバルなリーディングカンパニーです。時代を切り拓く弊社のソリューションは、カスタマーが世界と繋がり、また世界を守るために必要な能力を提供し、人類の探究の境界を広げています。カスタマーの最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。

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