ポーランド・ワルシャワ – 2025年9月23日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)が開発した統合戦闘指揮システム(IBCS)にとっての重要なマイルストーンとして、ポーランド国防省はIBCSを搭載したWISŁA中距離防空システムによる実射オペレーション演習を成功裏に実施しました。この成果は、ポーランドと米国の卓越した協力関係、そして同盟国の防衛力の近代化を推進するノースロップ・グラマンの取り組みを際立たせるものです。
今回ポーランドで実施された演習では、IBCSが模擬の空中脅威標的と交戦し、迎撃に成功しました。これはIBCSとして初の国際的な実射オペレーション演習であり、WISŁAシステムの即応態勢を裏付けるものです。
- 2018年、ポーランドは米陸軍の公式プログラムであるIBCSをWISŁA中距離防空近代化プログラムの中核として選定し、米国の同盟国として初めて同システムを採用しました。
- 2024年、ポーランド国防省はIBCS能力を取得したWISŁAプログラムの2つの部隊が初期運用能力(IOC)を獲得したことを宣言しました。
- IBCSの配備により、ポーランドは世界有数の規模と性能を誇る防空ミサイル部隊を引き続き保持し、米軍との共同作戦において米ポ両軍の防空能力を統合運用することが可能になります。

ポーランド のIBCSにとって初の実射オペレーション演習は、ポーランドのウストカで行われた「アイアン・ディフェンダー」演習中に実施されました(写真提供:Krzysztof Gumul/WCEO)
専門家のコメント
ノースロップ・グラマン社指揮統制・兵器統合部門バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるケン・トドロフは次のように述べています。「今回の成果は、IBCSの卓越した性能と能力を示すだけでなく、ポーランドの国土防衛と欧州の安全保障強化への揺るぎないコミットメントを示すものです。IBCSはポーランド、米国、同盟国間の相互運用性と統合をマルチドメインで飛躍的に強化し、複雑な脅威に対抗するために必要な高度な能力を提供します。この成功の核心には、ポーランド産業界とノースロップ・グラマンとの強固なパートナーシップがあります。」
IBCSの詳細
IBCSは、製造元、軍種、ドメインに制約されず、現在および将来のシステムを統合する革命的な指揮統制システムです。ネットワーク対応かつモジュール化されたオープンでスケーラブルなアーキテクチャを通じ、様々なセンサーからのデータを融合し、戦闘空間の完全な単一ピクチャを生成します。この即応能力は、戦闘部隊が脅威に対処するための時間的余裕を与えるだけでなく、統合かつ多国間によるマルチドメイン作戦を可能にする基盤的要素となります。IBCSは生産が行われており、現在ポーランドに配備されています。また米陸軍の防空ミサイル防衛近代化計画の一環として、欧州及びインド太平洋地域の戦闘軍への配備も計画されています。
ノースロップ・グラマンは、2021年12月に米陸軍から、統合防空ミサイル防衛の指揮統制の公式プログラムであるIBCSの低率初期生産および全規模量産のための5年間で10億ドル超の契約を受注しました。
ノースロップ・グラマン社について
ノースロップ・グラマンはミサイル防衛分野で最も多様な能力を持つポートフォリオを有し、信頼性の高い次世代技術を迅速に提供することで、ミサイルの撃破に必要なエンド・ツー・エンドのソリューションを実現しています。先進的なソフトウェア開発、新しいハードウェア設計、素材科学、大規模生産を通じ、この技術をスピーディーに提供してきた実績ある総合企業です。
従業員約10万人、3,000万平方フィート超(フットボール場500面以上に相当)の製造施設を擁するノースロップ・グラマンは、かつてないスピードでのイノベーションを実現するための能力・規模・柔軟性を備えています。ノースロップ・グラマンの製造アプローチは、単に製品を作るだけにとどまらず、設計・開発から製造・試験に至るまで、プロセス全体を加速・高度化します。我々は、現在および将来の国家安全保障ニーズに応えるため、米国のインフラ、研究・開発、人材、そしてサプライチェーンに積極的に投資しています。
ノースロップ・グラマンは、航空宇宙と防衛技術分野におけるグローバルなリーディングカンパニーです。時代を切り拓く弊社のソリューションは、カスタマーが世界と繋がり、また世界を守るために必要な能力を提供し、人類の探究の境界を広げています。カスタマーの最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。