レドンドビーチ(カルフォルニア州)– 2022年7月11日 – ノースロップ・グラマン社(NYSE: NOC)は、このたびメガワット規模の出力まで拡張可能な米国防総省向けのアーキテクチャを用いた高エネルギーレーザーのプロトタイプの初期デザインレビューを完了しました。ます。このデザインレビューは、軍事オペレーションに使用される、正確で低コストの光速技術へのノースロップ・グラマンの技術的な取り組みを一層確固たるものにします。
ノースロップ・グラマンの戦略宇宙システム部門担当のバイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーであるロバート・フレミングは次のように述べています。「今回のデザインレビューの完了はハイパワーのレーザービームをシングルビームに結合させ最大限まで増幅する能力にとって重要な一歩です。我々はこの分野での数十年にわたる知見を用いて、この技術の実証を目指しています。」
2021年3月にノースロップ・グラマンは高エネルギーレーザー拡張イニシアティブ(HELSI)の契約(7200万ドル(約99億円))を国防総省から獲得しました。この計画はノースロップ・グラマンのコヒーレントビーム結合技術を使用して高エネルギーレーザーのプロトタイプの実証を目指すものです。
今年後半にかけてノースロップ・グラマンは、このコヒーレントビーム結合デザインの実証を行うため、段階的によりハイパワーでプロトタイプのテストを行なっていきます。
ノースロップ・グラマン社について
ノースロップ・グラマンは、グローバル・セキュリティ及び人類にとっての新たな発見に活動の重点を置くテクノロジー企業です。時代を切り拓く弊社のソリューションは、顧客が米国及び同盟国と結びつき、発展し、自らを守るために必要な能力を提供しています。顧客の最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の9万人の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。